寺町計算言語

計算の話や言語の話もするかも。多少は。※個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません

河源と分水嶺


川と流域地図 (暫定公開ページ) の存在を知りました。そのすばらしさをわかちあうために紹介します。

国土数値情報 流域メッシュデータを利用しているとのことです。TODO を見ると、いろいろ工夫しているようです。

最近訪れたところだと、筑後川水系大分県に、江の川水系広島県に食い込んでいるのが再確認できます。行ったことのないところだと、四国の吉野川の流域が想像していた以上に広くて、愛媛県にまで及んでいるのを知りました。現地で確認してみたくなります。

欲を言うと、分水嶺の標高が可視化されているとなおうれしいです。いま提供されているデータから簡単に作れるかはわかりません。

これも前から思っていたのですが、令制国 (できれば郡も) の境界を重ねあわせた地図も欲しいです。正確な数値情報を得るのはいかにも難しそうですが。

写真は肥薩線大畑・矢岳間 (2015 年 3 月 28 日撮影)。スイッチバックループ線の組み合わせです。過疎も行き着くところまで行くと、行き違いの必要すらなくなるようです。